おいしいコーヒー、おいしい紅茶

自他ともに認める大のコーヒー好きで、1日数杯は飲む。

高校生の頃は、そんなに好きとは思っていなかったし、飲むのはインスタントコーヒーばかりだったから、好きの自覚ができたのは、大学以降のことだ。

山登りのクラブに入っていて、幕場や山頂でコッヘルで飲むコーヒーは、味は薄いし、沸点は低いし決して完ぺきではないはずなのに、本当においしかった。

もっとも下山して温泉に入ってからのビールは、もっとおいしかったけれど。

大岡山の駅のそばに「スズキコーヒー」という豆を売る店があって、そこのキリマンジェロを「ペーパーフィルターより少し粗目」に挽いてもらうのがほぼ毎週のルーティーンだった。

ドリップの中に熱湯を注ぐとブクブクと豆が膨らみ、コーヒーの香りが狭い6畳の部屋の中に立ち込める。至福の時間。

東京を離れてからも時々、買いに行っていたが、この間、何十年かぶりに、「らこむ」で出したいと、いくら探しても見つからなかった。

記憶の中のあのコーヒーよりおいしいコーヒーには、出会ったことがない。

 

最初に住んだ横浜綱島の下宿までの坂の途中に、コーヒーにこだわった店主の店があった。

「なんでもあるよ」というので

「キリマン」というと

「今日は、キリマン切らしている」

「じゃ、コロンビア」

「あ、それも切らしてる」

結局、モカしかないんじゃん。面白い店主だった。

「ねえ、土日は開いていないの」

「うん」

「なんで、土日の方がお客さんたくさん来るんじゃないの」

「だから、嫌なの」

変わり者ぶりが楽しくて、しばしば立ち寄ったけど、私のほうが、下宿のおばさんに、うるさすぎると追い出されて綱島を離れてしまった。

 

新宿駅西口の改札近くにも店主がじっくりとおいしいコーヒーを入れてくれる店があって、新宿での仕事の時は、よくそこに立ち寄っていた。今時珍しい喫煙OKの喫茶店で、たばこを吸わない私は、なるべく煙が来ない席を探して座る。

そこも、店主が変わって店名が変わって・・・そして、コーヒーの味は落ちてしまった。

敵を作る覚悟をしたうえで、正直に書くと、スタバの雰囲気は嫌いじゃないが、コーヒーの味は全く評価していない。

羽田で仕事をするときに、「こだわりのコーヒー」と書かれた新しくできたカフェに期待して立ち寄ったら、ポットに汲み置きしたホットコーヒーを出されて、看板に偽りありだと思った。サーバーやポットに入れて時間がたったホットコーヒーを平気で出せるのは、本当のコーヒーの味がわかってない!!値段がこだわりのコーヒーの価格だっただけに・・・残念!

以来、仕事のたびに前を通るが、一度も寄ったことがない。そして、いつも客がいない。

コーヒーの思い出は尽きない。

 

先日、我が家に来てくれた建築業者さんが、本当にコーヒー好きで、はるばる他県まで豆を買いに行くと聞き、今度、私も買いに行ってみようと思った。そのくらい、おいしいコーヒーに情熱がある方だった。話していて楽しかった。

ことほどさようにコーヒーにはこだわっているが、「らこむ」のコーヒーは、それほどこだわりのない息子が入れている。何回も指導をして、最近少しマシになってきたが、実は、私の中ではまだまだ及第点には遠い。

でも、その成長ぶりを楽しみにぜひお飲みください。豆は、おいしいと自信があります。


紅茶にはこだわりがないけれど、たまにホッと飲みたくなることがある。

おいしいクッキーなんかいただくと、紅茶気分。

そんな時には、飲んでいくうちにだんだんフルーツの甘みが濃くなってくるこのお茶はお勧め。幸せな気分になれます。

今回は、タイの紅茶で、ドライフルーツを入れて飲むTea & Fruitを用意しました。


マンゴーパイナップル、リンゴアプリコット、ベリーミックス、レモンオレンジの4種類から選べます。

 

 

2019年06月29日